Matsumoto Chiaki
  • Home
  • Profile
  • Book
  • Journal
  • Contact

ドーナツと最高の朝ごはんと

4/23/2016

 
ポートランドでは自転車を借りてあちこち行こう。
旅行前はそう思っていたのに、結局徒歩とバスで済んだ。ポートランドは本当に歩きやすい(自転車に乗るのにも適しているんだけど)。

梅田くんと撮影(写真・映像)で同行しているキムくんは、展示とライブ(インスタレーション・パフォーマンス)の準備があって忙しい。そんな中、1日1回はごはんを一緒にするべく時間を割いてくれてありがたかった。ひとり旅がほとんどなので、人と一緒にごはんはうれしい。


Blue Star Donuts

「朝ごはんにドーナツ予定」が寝坊してランチに。あれこれ悩んでいたら、「ぜんぶ買ってみたらいいやん」と、穴が空いていないもの以外の全種類お買い上げ。わお!そのおかげで、PICA屋上の線に線な景観を眺めながらかわいいドーナツ景観もあわせ見られた。眼福。
画像
ポートランドで食べるものは基本的に素材の味が濃くてとても満たされる。ブルースター・ドーナツもそうだった。ドーナツをコーティングするクリームが素材感まんまんで、ドーナツってだけでもうれしいのに、食べたらもっとうれしい。最近は東京・大阪にも店舗があるもよう。
​

It been moving at first

画像
画像
ポートランド最後の夜はライブ It been moving at first へ。
​ものすごくよかった。夏休みの自由研究をおとなになってもずっと続けているような。こういう、見た時の興奮や感動を文章でしっかり伝えられるくらいの文才が欲しい。場面・場面がとってもフォトジェニック。パフォーマンスを終えたあとの道具たちのいとおしいこと!

わたしはこのタワシくんに釘付け↓
画像
亀の子タワシがあちこち走り回って照らしてくれる。
気付けばタワシくんばっかり撮ってた。うんしょ、うんしょ、と声が聞こえてきそうな、一生懸命いそがしそうな姿とその愛嬌らぶ。
画像
画像
画像
余韻を持て余さないよう、のんびり宿まで歩いて帰る。
夜道でもひとりで歩いて帰れる治安の良さ。
​

Swee dee dee

驚いたことに、梅田くん・キムくんが次の展示のために向かうロサンゼルス行きの便と、わたしのロサンゼルス経由の帰国便が同便だった。すごい偶然。
では空港へ向かう前に。と、わたしが絶対に行きたかったお店 Swee dee dee で朝ごはんをすることに。車で連れて行ってくれたPICAのスタッフも Swee dee dee が大好きで、週に1回は行くんだそう。到着するとお店の前には待っている人たちでいっぱい。
画像
ああ、なんとしあわせな朝ごはん。
サクサク・シャクシャク・パリパリ。とろり・しっとり・さっぱり。なんというか、
味付け云々というよりも素材と組み合わせのよさ。ものすごくシンプルだけど、お料理を提供する人たちの気概を感じる。お皿の上に誤魔化しがない。こんな朝ごはんを週に1回でも食べられる生活が本当にうらやましい。旅の最後に食べられてよかった。

Everything went well.
たのしくておいしいポートランド旅行だった。

カレーとアイスクリーム

4/22/2016

 
ポートランドですごくおいしかったカレーとアイスクリーム。
​

Bollywood theater

オーナーがインドで修行したとか。カレーを食べたらすごくおいしかった。上に盛られた葉ものがとても新鮮で、ほどよく苦い。これぞ野菜!て感じ。小さめのプレートにたぷたぷと盛られていて、見た目小さいけど充分まんぷく。
画像
画像

Salt & Straw

行列にならんだ。メニューには味が想像つかない素材の組み合わせも多かったので、いろいろ試食させてもらう。口にした瞬間、どれも気持ちがぶわっと上昇するおいしさ。どれにするか悩ましいったら!

悩みぬいた末に選んだのはStrawberry Honey Balsamic with Black Pepper $3.95
イチゴにバルサミコとブラックペッパー。めちゃくちゃおいしい。お店のHPでどんな素材を使用しているのか見られるのも最高。食べにくくってもコーン派。

Strawberry Honey Balsamic with Black Pepper
画像
画像
短い滞在なのであちこち行きたいけれど、どちらももう一度行きたくなるほどおいしかったので、1回目とは別の場所、アルベルタ通りにあるボリウッド・シアターへ行った。なぜならそのボリウッド・シアターのお隣にはソルト・アンド・ストローのがある。2回目おまとめ堪能作戦。

そしてそこでわたしは確信した。
カレー屋の横でアイスクリーム屋をすれば大繁盛!の方程式。
ボリウッド・シアターでカレーやスパイス料理を済ませたお客さんのほぼ全員が、迷いなくソルト・アンド・ストローへ入って行く。わかる。どうしてなのかわかる。スパイス系のあとってアイスが(あれば)食べたい。新たな気づき in ポートランド。働き口がなくなったら、おいしいカレー屋の隣でおいしいアイスクリーム屋をしよう。
お店はアイス食べたい人たちで大行列。
画像
Gobi Manchurian.
見た目はさえないけど、カリフラワーのインド風天ぷら。インドでカリフラワーのおいしさを知った。茹でられたものより油で調理されたものの方が圧倒的においしい◎ 好物のひとつ。
画像
Chocolate Gooey Brownie.
変わりだねと王道とで迷って結局王道のチョコ系。好きなんです。先述した素材のページ
を見ると、ブラウニーにマシュマロが使われていて胸きゅん。おいしーい

See, Look at Observed what Watching is

4/21/2016

 
ずっと気になっていたポートランドへ行く決め手は、友人がポートランドで展覧会をすると知ったから。
友人・梅田くんの展示は、PICA (
Portland Institute for Contemporary Art) という場所でやっていた。街の中心にあり、前の日記に書いたCourier Coffeeまで徒歩3分、アウトドアショップPolarのとなり。わたしのポートランド滞在における動線の良さは、PICAの素晴らしい立地のおかげ。

See, Look at Observed what Watching is.

画像
ビルの3FにあるPICAの屋上に立ち並ぶドアと窓。
この作品、とても意外だった。「実は”大工作業”もよくやる」らしい。そうなのか。でもやっぱり意外だった。手前に置かれた大きなガラス玉の存在にはものすごく梅田哲也感があった。だけどそんな感想も印象もテキトーなもので、よくよく考えると最後に梅田くんの展示を見たのは、もう5年以上も前。「意外」っていうか、そもそもわたしがちゃんと知っていないだけなんだと思う。
画像
画像
以前、馬喰町ART+EATでの写真展搬入の時に、壁に貼り出した写真を眺めてスタッフが「ちあきさんって、きっとこのあたりに線がくるの、好きなんだろうね」と言った。え? と線に意識を向けて、もう一度壁に並んだ写真を眺めると、建物と空の境界・建物と地面の境界・街頭に貼られたポスターの辺、とにかくいろんな線が同じくらいのところに並んでいて、まるで横線を1本ピーッとギャラリーの壁面に引いたみたいだった。

それがキッカケで、時々だけど景色を線で見るようになった。ビル、窓枠、ドア、配管…ここまで線に線なこの景観に爽快な気分。あみだくじできそう。
展示のタイトル「See, Look at Observed what Watching is」。見ていることを見られ、それもまた見られ、みたいな? メタ的だなあ。ビルの窓から展示になんの興味もない人に見られる、という目線の巻き込みがおもしろいな、と思う。作家本人の意図はわかんないけど、こんな風にいろいろ感じたり思考するのが作品を見る楽しさでもあるなって思い出した。ここ2年ほどおそろしく忙しかったので、そういうの忘れてた。同じ景色の中に見る時間の移ろいに満たされて、心地よかった。

室内に展示されている作品の中に大好きな電球レコードがあった(正式な作品名は知らない)。ぴかぴか光りながら、時々ちんちんと鈴を鳴らし、ぐるぐる回転する。愛嬌のかたまりみたいなやつ。
画像
ちーちゃんの好きなこれ、結構電球増えたんよ。
梅田くんがそう言うので、以前撮っていたフィルム写真を帰国後に確認すると、ほんとに結構増えていた。色味も派手になった?
画像
お久しぶり。君も会わない間に育っていたんだねえ。

コーヒー

4/20/2016

 
ポートランドといえば、
なコーヒー。いろんなお店に行って楽しむつもりが、おなじお店にばかり通ってしまった。
​

Courier Coffee Roaster

コーヒー以外そんなにメニューはないけれど、カヌレがすっごくおいしくて!
選択肢は少ないけれど、どれを注文してもおいしいので満たされる。
画像
いつもお客さんがいて、だけど混んでいるという感じでもないし。扉ひとつだけの小さなお店だけど、人の行き来があるせいか風通しがいい感じもするし。居心地いいんだけど、長居する感じでもないし。すっかり気に入って、毎日通った。
画像
画像

Coava Coffee Roasters

画像
適当にバスに乗って、川を渡ったあたりで適当に降りたら、目の前にコーヒー屋さん。Courier Coffeeの何十倍かしら?なだだっ広いお店。倉庫感。

適当三昧で動いてもこんなお店にめぐり合うポートランド。なのに結局この二軒のコーヒー屋さんにしか行かなかったのは、今思うと少しもったいなかったかなあー

ポートランドの街と宿

4/19/2016

 
ポートランド空港から市内へはTRIMETが運営するMAXライトレール。車窓から見える街の景色が自分から近い。都市政策の成功例として挙げられるポートランドの街区は、アメリカの一般的な1ブロックの半分ほどの長さで構成されているそう。

”ポートランドの街区は、1ブロック(一辺)の長さが61mと短く、米国で一般的な122mの半分で、道路幅も20mと狭い。これは1マイル(1.6km)を20で割って、道路と合わせて1辺80mとしたもので、極めてユニークな都市計画である。したがって、心理的に歩く速度はゆっくりとなり、路地や、看板・ショーウィンドウ、すれ違う人にも目線が行きやすい。両側の建物の高さも道路幅との比率から10m、建物は2層が基本だ。また、1階部分は店舗や飲食店、カフェとなっているため(街区によっては義務)、道行く人とのアイコンタクトが生まれやすい”

空港から街へ出る道中ですでにそんな感じだった。
​改めて数字込みで読むと深く納得!そして実感。歩きやすい。過ごしやすい。アメリカの良心が詰まったような街。

HI Northwest Portland Hostel

画像
4人ドミに4泊で$131.27
朝ごはんにおいしいパンとコーヒー付。


予約時に表示された価格$106よりずいぶんと高かったので、明細を出してもらった。YH会員ではないのでデイリー・メンバーシップ料が$3/1日。そして12.50%のホテル・タックスをここオレゴン州は徴収しているとのこと。セールス・タックスがないとよろこんでいたらこれよ。
宿自体は立地・設備などなどトータル割安。
画像

トランジットでL.Aに1泊

4/18/2016

 
オレゴン州ポートランドへ向かう航空券は、アメリカン航空の格安で6万円と少し。安いだけあって、関空→羽田→ロサンゼルス(一泊)を経てのポートランド。長い。遠い。


Backpackers Paradice Hostel

・20人ドミ$19.38(税込)
・空港から10分
・24時間無料シャトル送迎
・コーヒー、紅茶、ポップコーン FREE
・朝はブルーベリーマフィン食べ放題
・プール付き
画像
Welcome to the Paradice〜

「ここをまっすぐ進んでプールを通り越したら右、そしてまっすぐ。公園を通り抜けけてパントリーを過ぎたらあなたの部屋よ」
という果てしない道順をレセプションで受け向かった部屋は、二段ベッドで埋まるむさくるしい一室だった。おしゃれホステル台頭の今日この頃、宿の名前にバックパッカーズとか、このつめ込み具合とか。なんかなつかしい。
画像
食べ放題のポップコーン頬ばりながら「敷地の広さを部屋にも活かしてほしいわ」など思いつつ、ここがあれば乗り継ぎの悪い格安航空券にも手を出しやすい。口コミでは賛否両論の宿だけど個人的にはアリ◎だな

    旅のメモ

    更新ってなあに(ほったらかし中)

    アーカイブ

    4 月 2016

    カテゴリ

    すべて
    America
    旅別もくじ

    RSS フィード

Proudly powered by Weebly
  • Home
  • Profile
  • Book
  • Journal
  • Contact